刑事

母国で合法でも:韓国における大麻(カンナビス)犯罪

「自分の国では大麻は合法だから問題ない」と考える外国人は少なくありません。しかし韓国では、母国での合法性は通用せず、大麻に関わる行為は厳しく処罰されます。この認識のずれが、思わぬ刑事事件につながっています。

韓国の大麻規制の考え方

韓国の麻薬類管理法は大麻を規制薬物として扱い、所持・使用・栽培・譲渡を処罰します。重要なのは、一定の場合には韓国国民や韓国に居住する人が海外で大麻を使用した場合にも問題とされ得るという点です。母国で合法的に吸引した経験があっても、それを安易に語ることが捜査の端緒になることもあります。

外国人が陥りやすい状況

友人から勧められて軽い気持ちで使用したり、SNSで購入の連絡を取ったりしたことが発覚するケースが目立ちます。入国時や日常の検問で毛髪・尿の検査につながることもあり、外国人にとっては刑事処分に加えて在留資格の取消しや退去強制という二重のリスクが生じます。

知っておくべき対応

もし捜査の対象となった場合、検査への対応や供述の内容を慎重に判断する必要があります。黙秘権と弁護人選任権を活用し、自分に不利になる発言を避けることが大切です。海外での経験についても、どこまで・どのように説明すべきかは専門家の助言を受けて判断すべきです。

大麻に対する韓国の基準は母国とは大きく異なります。少しでも不安がある方は、早めにご相談いただくことをおすすめします。ミン・サンビン弁護士は外国人の大麻・麻薬事件を扱っています。

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