交通事故の多くは保険で処理されますが、対応を誤ると一気に刑事事件へと発展することがあります。とくに「ひき逃げ」と判断されると、事故そのものより重い責任を問われかねません。外国人の場合、言葉の不安からその場を離れてしまい、結果として深刻な事態を招くことがあります。
どんな事故が刑事事件になるのか
人を負傷させた事故で、救護や必要な措置をとらずに現場を離れた場合、ひき逃げとして重く処罰され得ます。被害者を放置した、警察への申告を怠ったといった事情は、量刑を大きく左右します。飲酒運転や無免許運転が重なれば、責任はさらに加重されます。
救護義務という考え方
道路交通法は、事故を起こした運転者に対し、負傷者の救護や危険防止の措置をとる義務を課しています。「相手が大丈夫そうに見えた」という自己判断で現場を離れると、義務違反を問われるおそれがあります。
事故直後にとるべき行動
まずは車を安全な場所に止め、負傷者の救護を最優先にしてください。そのうえで警察に申告し、必要な情報を交換します。言葉が不安でも、その場を離れることだけは避けるべきです。記録のために写真を残しておくと、後の手続で役立ちます。
被害者との示談と相談
被害者との示談が成立しているかどうかは、刑事処分の見通しに大きく影響します。すでに事故に関与してしまった場合や、対応に不安がある場合は、早めに法務法人大進の閔尚彬弁護士にご相談ください。事実関係を整理し、適切な対応を一緒に検討します。